水なすの歴史

なす(茄子)の原産地はインド。
歴史は古く紀元前5世紀ごろ、中国に伝わったとされている。我が国では4〜6世紀の古墳時代から栽培が始まった―
水なすは、不思議にも大阪泉州地域にしか収穫されません。地形は、海(大阪湾)と山(葛城山系)にはさまれたわずかな平地。土壌は、水が豊富、砂地、数万年前は海底・・・と言われている。
”水なす”の由来は”水もしたたる”ほど水分が豊富だから・・・握り締めれば水が流れ出てくる・・・
農作業で喉が渇けば、むしって生のままかぶる・・・子供が遊び疲れて喉が渇けば、水分補給に食べた”自由なおやつ”だった。
泉州水なすは地方品種のひとつで栽培は江戸時代の始めとされている
起源は、諸説あります。貝塚市、あるいは泉佐野市と言われている。室町時代の文献に貝塚「澤茄子」の記述があります。また江戸時代には泉佐野「上之郷なす」の文献もみられます。
戦後間もない60年前頃までは、その姿形色は生産農家によって個性豊かに違っていました。真ん丸いもの、細長いもの、楕円型のもの、巾着形のもの・・・。
タネは代々生産農家が自家で採っていたからです。その後の流通革命でマーケットが大きくなるにつれ「姿形の均一化」が要求され、現在のほぼ楕円形に統一されました。それにともなってタネは種苗業者が供給するところとなり、農家の自家タネはほとんどなくなりました。
3月頃から6月頃まで「ビニールハウスもの」が出回り、6月から9月頃まで「露地もの」が出荷されます。その数おおよそ一千万個以上と言われている。
皮が薄く柔らかく、サッパリ感、癖のない味が特徴。浅漬け以外にも中華料理、フランス、イタリア料理にも適しています。将来性のある、可能性の大きい有望な食材です。
なお当泉州は、日本のタマネギ(玉葱)栽培の発祥地でもあります。












